第1課 安河内アキラ

0
3261
PDF Download
PDFダウンロード

2015年 第4期 エレミヤ書
第1課 預言者としてのエレミヤの召し

今週の聖句  イザヤ1:19、エレミヤ7:5~7、列王記上2:26、エレミヤ1:1~5、イザヤ6:5、エレミヤ1:6~19、マタイ28:20

今週の研究  預言者たちのメッセージは人々に、彼らの悪事がいかに悪いものであり、それから離れない結果がどのようなものであるかを理解させることでした。そして言うまでもなく、そのメッセージは預言者自身のものではなく、主から与えられたものでした。なぜなら、彼らのメッセージが聖書に収められ、私たちに受け継がれてきたからです。その意味で、彼らの言葉は今日でもなお語り続けています。そして、エレミヤの時代と同様、今でも問われていることは同じです。つまり、私たちが耳を傾けるかどうかです。

序言:旧約聖書の中に、人間の服従を強く願っておられる神と、服従したがらない傾向を持つ人間との現実を明らかにしている書が一つあるとしたら、それは今期の研究対象であるエレミヤ書でしょう。古代近東における地政学的な大きな変化を背景にして、エレミヤ書は、情熱と誠実さをもって神の言葉を一つの民に宣べ伝えた預言者の働きとメッセージについて詳しく記しています。しかしその民の大部分は、耳を傾けたがりませんでした。

火曜日:神は、エレミヤが生まれる前から彼を預言者として選び、この役割のために聖別されました。「わたしはあなたを聖別し(た)」という言葉は、さまざまなものの中で特に「神聖化される」「聖きよくなる」「聖化する」ことを意味する動詞に由来します。この動詞には聖なる宗教的な意味が明らかに含まれており、聖所の奉仕にも結びついています。実際、「聖所」に相当する言葉は、同じ語根の言葉に由来します。それに含まれる概念は、何かが、またはだれかが「聖なる目的のために区別される」というものです。これこそが、エレミヤの誕生前から、神が彼のために計画されたことです。先の聖句は、先在説や予定説を教えているのではありません。そうではなく、神の予知を教えています。

木曜日:エレミヤ書全体の中心的メッセージは11節と12節に見いだせる、と言うことができます。神の言葉は成し遂げられるでしょう。いつの日かすべての人が、神のおっしゃったとおりに物事が起きるのを目にします。神は恵みと赦しを提供してこられましたが、だれであれ無理に従わせたり、いやしたりはなさいません。もし神の民が神の言葉に応答しないなら、イスラエルに対する神の言葉がエレミヤ書の中で成就したように、神の裁きと罰の言葉は確実に成し遂げられるのです。

今期はエレミヤ記について学びます。しばらく前に学んだルカによる福音書の教課では、毎回ルカによる福音書を順番には学びませんでした。教えや思想やできごとなどを一課ごと学びました。今期のエレミヤの学びも同じように最初から順番に学ぶのではなく、それぞれの週の学びごとに主題が決められて、エレミヤ記から学びます。

 エレミヤ書というとみなさまはどのような聖句が心に浮かびますか。わたしの中では29:10~14節の回復と平和の約束ですね。けれどもエレミヤ書は52章と長い書簡で、イザヤ書とエゼキエル書に挟まれて、あまり読んでいないという方が多いのではないでしょうか。そのような方々も、きっと今期の学びで何か光を受けることでしょう。
 みことばは読むだけでは、知っているだけでは意味がありません。その言葉、約束に信頼して、それを行わなければ意味がありません。今期学びエレミヤ書はユダ王国末期に語られたみ言葉ですが、わたしたちにも適用できる光はたくさんあります。学びの中で、見つけた光を、ぜひあなたの日ごとの歩みに活かしてください。

セブンスデー・アドベンチスト教会

LEAVE A REPLY

Please enter your comment!
Please enter your name here