第2課 城美崇光

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2015年 第4期 エレミヤ書
第2課 内外にある危機  

城美崇光

今週のテーマ
 第2課では危機について学びます。「危機」とは何でしょうか。危機とは本来機能すべきものがその能力の低下にともない充分に機能を果たすことができないと定義されます。神様の民はバビロンによる支配に加え、堕落した指導者や祭司たちによって、内外から多くの問題を抱えていたのです。特に重大だったのは、内側の問題である罪と背教によって心がかたくなになり、神様の警告を受け入れることができなくなったことでした。このことは、エレミヤの時代に起こったことに限らず、今日の私たちに対するメッセージであります。罪、悪い生活習慣から離れることを拒むことが最大の危機なのです。
日曜日  歴史概観
 イスラエルの人々は、約束の地(カナン)に入った後、背信するのにはそれほど時間はかからなかったのです。しかし、神様は民の背信のたびに助け舟を用意されました。それが士師です。その後、100年間は、比較的平和で繁栄した時期が続きました。しかし、ソロモン王の時代の後、国は二つに分裂しました。それは素晴らしい知恵を神様から頂いていたソロモンによる誤った統治によるものでした。どんなに素晴らしい賜物を神様から頂いていても、その賜物を神様の御心のために使わないならば滅びに至る。これがソロモンの行ったことから得られる教訓です。
月曜日  二つの王国
 北王国(イスラエル)は歴史から消え去りました。それは、唯一の神ではない偶像を王が率先して礼拝したからです。偶像とは何か目に見える形あるものを造り礼拝することに限りません。私たちの心が唯一の神ではない何かに向いていることも含まれます。南王国(ユダ)にも災難はありました。それらも、背教に導く王によるものでありました。アドベンチスト教会、そして教会が持つ多くの機関には沢山の指導的立場にある人がいます。その人たちの指導が常に神様の御心に叶うものであるように祈りましょう。
火曜日  二つの悪
 ユダ王国は、神様に立ち返るための機会を何度も与えられ体験していました。しかし、人々は昔の状態に戻り、さらに悪い背教に陥りました。神様の民が行った二つの悪は、神様を捨てたこと、そして、自分自身に頼ったこと。すなわち神様中心ではなく自分の思いや考えを優先したことでした。私たちは、日々神様中心の生き方が出来るように、自己吟味しなければなりません。
水曜日  バビロンの脅威
 ユダ王国は、唯一の神様への背教の罰として、世界を席巻して新しい世界勢力となったバビロンの属国となりました。神様は聖書の歴史を通して神様の民の背教に対して、神様を信じない勢力を用いて罰してきました。今日においてユダ王国と同様の事がアドベンチスト教会に起こらないと信じている方は、日々神様の御声に聞き従い、アドベンチスト教会に与えられている働きを忠実に行う人です。
木曜日  偽りの誓いをする
 偽りの誓いをするとはどういうことでしょうか。当時ユダ王国がひどく堕落していたにもかかわらず、多くの国民は、自分たちが忠実に従っていると思い込んでいたのです。神様の御心「真実と公平と正義をもって」(エレミヤ4:2)を無視して、普段の生活、宗教的しきたりを続けることで自分達の思い描く神様との関係を造っていたのです。同じことが今日のアドベンチスト教会で行われていないでしょうか。真理が与えられていながら、私たちに対する召しに忠実に従っていますでしょうか。最後に私たちが失格者にならないように、また自分自身を欺くことがないように、日々聖書の学びと祈りによって神様に正しい道を示して頂くべきです。

セブンスデー・アドベンチスト教会

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