第2課 青年用:平本 光

0
2496
PDF Download
PDFダウンロード

2015年 第4期 エレミヤ書
第2課 内外における危機

青年用:平本 光

 今週のポイント
① 神の民が直面していた罪の問題は外側よりも内側からもたらされていました。罪に対して、神から注意を与えられ、それに対してイスラエルの民は耳を傾けることを拒絶していきました。このことの結果どのような道を歩むことになるのか。注意を呼び掛けていたエレミヤの働きから学びます。
② イスラエルの人々はエジプトでの奴隷生活から神が与えるといわれた約束の地へ移り生活をするようになりました。神の様々な軌跡を体験した世代から「主を知らない」新しい世代に代わっていく中で主に背く生き方を選んでいくようになりました。これはこの時代に限らず、「統一王国時代」から国が二つになり、いずれも滅んでいくといった何度も同じような歴史を繰り返していくイスラエルの人々について学びます。
③ サウル、ダビデ、ソロモンによってイスラエルは統一した王国の中で平和で繁栄した時期の中で神のみ心ではなく人間の都合を優先していった結果、国は二つに分かれ、それだけでなくさらに事態が悪化していきました。エレミヤ書を含む聖書の預言書の多くは罪と背教から離れるように指摘してきましたが、王や指導者たちは自分に都合のいいことしか受け入れていきませんでした。それでも神はご自分の民が立ち返ることを望まれ働きかけておられることを学びます。
④ エレミヤが預言者の働きを始めたころの国の状況は悪くなる道、罪と背教の中でした。イスラエルの民は主が望まれることをなさず、自分を救うことのない都合のいい言葉に耳を傾けることにより、すべてを失う選択をしていくことを学びます。二つの悪とは自分たちを守り、命を与えられる主を捨て、何も与えることのない無意味な偶像(自分自身)を頼りとするということです。
⑤ 神の望まれることから離れていくイスラエルと民を、神は別の国、真の神に属さない国を通して正す計画を立てられています。主は愛のあるお方なので、何度もイスラエルが正しい道に戻るよう警告しましたが、彼らは従うことを拒否し、拒否していながら神が守ってくださると甘えていました。しかし、主は義なる(正しい)お方でもありますので、彼らが正しく回復していくための計画として、国を滅ぼされていったことを学びます。
⑥ イスラエルの人々は国がひどく堕落していたにもかかわらず、自分たちは依然として忠実に神に従って生きている。神は自分たちを見捨てることはないと神を自分より低い存在であるように過ごしていました。そのような中で外面では、主を賛美し、形式に従って祈りや賛美し、自分の罪の代わりとして犠牲をささげていても心からの従順にとってかわることがありませんでした。内面の回復によって救いが与えられることを教えています。

 用語解説
「神の民・神の選民」・・・神によって選ばれた国民。イスラエルの人々。

 ディスカッションのためのテーマ
① 何度も同じことをして失敗している人がいたら、どのような助言ができるでしょうか?
② 注意され、反省していながらやめられないことがあるなら、改善するために何をすべきですか?

 コメント
「私たちの選択は2つに1つです。善を選んで命に至るか、悪を選んで死に至るか、のいずれかで
す」(副読本26頁)。神が用意してくださる道は罪による痛み、苦しみのない道ですが、自分が
行きたい道を優先することで痛い目にあうことが多くあります。善を選ぶことで危機から離れて歩
んでいけるようにしましょう。

セブンスデー・アドベンチスト教会

LEAVE A REPLY

Please enter your comment!
Please enter your name here